治療ガイド
規則正しい便習慣をつけるためには、食事を多めにとって大腸の運動を促したり、水分も適度に摂取して便通を起こさせるなどの工夫が効果的です。消化がよくて少量の食事ばかりをとり続けていると、腸の粘膜が刺激されずに排便が起こりにくくなります。便秘の多くは大腸の緊張や運動性が弱まることにより、排便の頻度が少なくなるため慢性便秘の原因となります。
腸の活動を活発にさせるためには繊維質を多く含む食品を摂取することがよいといわれています。食物繊維とは植物細胞の壁をつくるセルロースなどの物質の総称です。食物中の繊維は、人間の体の中ではほとんど消化されることがありません。また繊維は、水を含む性質が大変に強いため消化管の中で水分を吸ってふくらみ、腸の蠕動を促進させます。大腸壁を刺激して大蠕動を起こさせ、便通を正常に戻すためには、毎日18〜20gほどの食物繊維質をとることが必要です。
便秘予防を考える上で大腸の運動を活発にするには、繊維質や脂肪の摂取を中心に食品を選ぶことにあります。同時に体調を最良の状態に保つことも大切となりますから栄養バランスのとれたメニューをつくる必要があります。
生活習慣病とは、主に生活習慣が原因で起こる病気の総称です。具体的には、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、動脈硬化、心筋梗塞、狭心症などを指し、癌(がん)・心臓病・脳卒中の3大成人病との関連性が強いといわれています。上記のような疾患と肥満を複合する状態を、メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)といいます。
生活習慣病は、以前まで「成人病」と呼ばれていました。「成人病」という言葉は、年をとるにつれて発症してくる病気であるという考え方からつけられたものです。ところが、子供の成人病が増えるようになり、病気の原因が日常の生活習慣の影響が大きいことが判明したため、1996年に生活習慣病と改名されました。
生活習慣病の原因は、食生活や運動不足、喫煙、飲酒、ストレスなど様々です。そのため、どういった対策を打つべきなのかは患者様によって異なります。また、生活習慣病は上記原因だけでなく、自己免疫疾患や先天性要因などの遺伝的要因によって発症する場合があるため、必ずしも生活習慣の改善のみで予防と治療を行えるものではないことに注意する必要があります。そういった点も考慮に入れながら、生活習慣・ライフスタイルを見直し、必要であれば飲み薬を処方して、最適な予防・治療方法をご提案いたします。
もちろん、厳しすぎる制限は、逆に症状を悪化させてしまうことがありますので、無理のないような予防・治療方法をご一緒に考えさせていただきます。些細なことでも気になることがあれば、ご相談ください。当院では医師による指導に加え、保健師や管理栄養士による指導も行っております。食生活の改善や食事療法に是非お役立てください。その他、繊維質以外で便秘改善によい食品
・乳製品(牛乳・ヨーグルト)
日本人の中には、体質的に乳製品を消化しきれず、下痢や便通を引き起こす人もいる
このような人には、緩下剤としての効果がある
・油脂類(バター・ごま油)
脂肪は腸内容物の通過をスムーズにすると同時に、脂肪酸が腸粘膜を刺激し、排便を促す
・炭酸飲料・ビール
催便作用がある
・酢酸・クエン酸・リンゴ酸・酒石酸
大腸の蠕動を促す
・糖分(はちみつ・砂糖・水あめ)
腸内で発酵しやすく、大腸の蠕動を促す
・香辛料(からし・わさび・カレー粉)
大腸を刺激する
・その他(小豆・イチジク・寒天)
緩下剤としての作用があり、昔から便秘に薬効のあることが知られている
便秘を悪化させる食品
・しぶ柿・赤ぶどう酒
多量のタンニンを含む。下痢を止めるくすりとしても使用される
・肉類にかたよった食事
大部分が吸収されるため、便の量が減少し、大腸の蠕動運動が弱くなる
腸の活動を活発にさせるためには繊維質を多く含む食品を摂取することがよいといわれています。食物繊維とは植物細胞の壁をつくるセルロースなどの物質の総称です。食物中の繊維は、人間の体の中ではほとんど消化されることがありません。また繊維は、水を含む性質が大変に強いため消化管の中で水分を吸ってふくらみ、腸の蠕動を促進させます。大腸壁を刺激して大蠕動を起こさせ、便通を正常に戻すためには、毎日18〜20gほどの食物繊維質をとることが必要です。
便秘予防を考える上で大腸の運動を活発にするには、繊維質や脂肪の摂取を中心に食品を選ぶことにあります。同時に体調を最良の状態に保つことも大切となりますから栄養バランスのとれたメニューをつくる必要があります。
生活習慣病とは、主に生活習慣が原因で起こる病気の総称です。具体的には、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、動脈硬化、心筋梗塞、狭心症などを指し、癌(がん)・心臓病・脳卒中の3大成人病との関連性が強いといわれています。上記のような疾患と肥満を複合する状態を、メタボリック症候群(メタボリックシンドローム)といいます。
生活習慣病は、以前まで「成人病」と呼ばれていました。「成人病」という言葉は、年をとるにつれて発症してくる病気であるという考え方からつけられたものです。ところが、子供の成人病が増えるようになり、病気の原因が日常の生活習慣の影響が大きいことが判明したため、1996年に生活習慣病と改名されました。
生活習慣病の原因は、食生活や運動不足、喫煙、飲酒、ストレスなど様々です。そのため、どういった対策を打つべきなのかは患者様によって異なります。また、生活習慣病は上記原因だけでなく、自己免疫疾患や先天性要因などの遺伝的要因によって発症する場合があるため、必ずしも生活習慣の改善のみで予防と治療を行えるものではないことに注意する必要があります。そういった点も考慮に入れながら、生活習慣・ライフスタイルを見直し、必要であれば飲み薬を処方して、最適な予防・治療方法をご提案いたします。
もちろん、厳しすぎる制限は、逆に症状を悪化させてしまうことがありますので、無理のないような予防・治療方法をご一緒に考えさせていただきます。些細なことでも気になることがあれば、ご相談ください。当院では医師による指導に加え、保健師や管理栄養士による指導も行っております。食生活の改善や食事療法に是非お役立てください。その他、繊維質以外で便秘改善によい食品
・乳製品(牛乳・ヨーグルト)
日本人の中には、体質的に乳製品を消化しきれず、下痢や便通を引き起こす人もいる
このような人には、緩下剤としての効果がある
・油脂類(バター・ごま油)
脂肪は腸内容物の通過をスムーズにすると同時に、脂肪酸が腸粘膜を刺激し、排便を促す
・炭酸飲料・ビール
催便作用がある
・酢酸・クエン酸・リンゴ酸・酒石酸
大腸の蠕動を促す
・糖分(はちみつ・砂糖・水あめ)
腸内で発酵しやすく、大腸の蠕動を促す
・香辛料(からし・わさび・カレー粉)
大腸を刺激する
・その他(小豆・イチジク・寒天)
緩下剤としての作用があり、昔から便秘に薬効のあることが知られている
便秘を悪化させる食品
・しぶ柿・赤ぶどう酒
多量のタンニンを含む。下痢を止めるくすりとしても使用される
・肉類にかたよった食事
大部分が吸収されるため、便の量が減少し、大腸の蠕動運動が弱くなる